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旅行4日目②九份編・MSCベリッシマで行く!台湾・沖縄クルーズ7日間の旅!byふすまぱんブログ

はじめに

 この記事は、私たち夫婦が2024年1月にMSCベリッシマで行った「台湾・沖縄クルーズ」について書いた旅行記です。
 楽しかった旅行の思い出をブログとして残すことで、少しでもみなさまが旅行される際の参考になれば、と思います。
 最後まで読んでいただけると嬉しいです😊

それではよろしくお願いします。

今回は旅行4日目の第二弾。
前回は、台湾の基隆港からバスに乗りました。

前回の記事はコチラ
 ⇩

sasakumax.hatenablog.com

sasakumax.hatenablog.com

 

九份について

九份とは?

 九份は、台湾北東にある街です。第二次世界大戦のころまでは金の採掘で栄えました。

 金が採れなくなってからはさびれてしまいましたが、映画の舞台になったことで人気が復活しました。
 台湾の古い町並みが残った「九份老街」という商店街には趣のあるお店がところ狭しと並んでいて、みやげ物屋や飲食店を巡るのが特に人気の観光ルートになっています。

 最近では、「千と千尋の神隠し」のモデルになったという説がささやかれたことで話題になり、日本人観光客がたくさん訪れるようになりました。

 

九份観光と混雑

 九份は人気スポットなので、時期や時間帯によっては非常に混みあいます。特に「九份老街」は通路が狭いので、人が集中すると身動きが取れなくなるほどです。

 日本人観光客が多くなる、ゴールデンウィークや夏休み、年末年始などは特に混雑するようです。できれば避けたほうがよいでしょう。

 また、九份夕方になると、吊られた提灯にすべて明かりが灯り、とても良い雰囲気になります。それに伴って観光客も集中するので、夕方の時間帯は季節に関係なく混雑するようです。
 一方で我々は、お正月休みも終わった1月10日、午前中の早い時間に訪れました。そのおかげで比較的空いていましたが、昼過ぎになると、ツアーの団体客などが来るようになり、徐々に混雑し始めました。空いている時間を狙うなら、午前中の早い時間に来ることをおススメします

 

九份への行き方は?

 九份へは、台北や基隆からバスで行くことができます。今回の我々は、基隆からバスで行きました。

 「基隆火車站」というバス停から「788」という路線のバスに乗り、「九份老街」というバス停で降ります。

 バスの所要時間は約1時間ほどです。

 バス代は1人30TWD(約140円)かかります。

 

 こちらが「基隆火車站」のバス停。

 台湾のバスは現金で支払うとおつりが出ません
 事前に「悠遊カード」というICカードを購入してチャージをしておき、「悠遊カード」で支払いましょう。

ここまでは前回の記事でご紹介した通りです。

 

九份老街の様子

 1時間ほどバスに乗ると、「九份老街」のバス停に着きます。

 この坂を上がっていくと、すぐに目的地に到着。

 

 セブンイレブンの右横にある狭い通路が「九份老街」への入り口です。

 ⇧ この写真をよく見ると、右端に「便所」と書いてありますが、ここに無料トイレがあるので、「九份老街」に入る前に寄っておきましょう。

 

 「九份老街」に入ると、こういった狭い通路にお店がズラリと並んでいます。

 アジアっぽい、よい雰囲気の街並みですね😊

 様々なお香やお茶のいい香り、五香粉をはじめとしたスパイスの香り、ものすごく臭い食べ物で知られる「臭豆腐」の匂い、ところどころでする謎の異臭、いろいろなにおいが混じり合って、独特な雰囲気をつくり上げています😶

 日本人観光客が多いせいか、通りを歩いていると、お店の人が日本語で呼び込みしてきます。日本語が結構通じるので、それはありがたいですね😄

 この通りを歩きながら、おみやげを見たり、食べ歩きをして楽しみます。

 

九份での支払い方法

 「九份老街」は、現金でしか支払えない店が多いです。現金を多めに持っていきましょう。この記事で紹介しているお店も、基本的に現金決済のみだと思って下さい

 

九份観光とおススメスポット

 ここからは、我々が実際に行ったおススメスポットを紹介していきます😋

 なお、円換算した価格に関しては、旅行時に我々が両替したレート1TWD=4.67円ですべて計算しています。
 支払いは基本「現金のみ」だと思ってください。

台湾グルメを満喫するぜ!

 

「張記九份傳統魚丸」~名物の魚介つみれスープと魯肉飯

 まずは黄色い看板が目印のコチラのお店。

 

 メニューには日本語訳もあってありがたいです。

 注文用の「メニュー名が書いた紙」が置いてあるので、「魯肉飯 1」のように、数字を書いて注文します。

 

 台湾と言えばコレ「魯肉飯」と、この店の名物らしい「総合魚丸湯(魚介のボールスープ)」を頼んでみました。

  • 魯肉飯(40TWD 約187円)
    旅行1日目に横浜で初めて「魯肉飯」を食べましたが、コチラの方が圧倒的に美味しいです。肉が角切りで食べやすいですが、ちゃんと肉々しさもあります。台湾のスパイス「五香紛」の香りと甘辛いタレがよく合い、ご飯が進みます😋 
    この瞬間から、魯肉飯が一気に私の好物になったほどです😄

最初は苦手だった「五香紛」も
美味しく食べられるようになったぜ!

  • 総合魚丸湯(魚介のボールスープ 60TWD 約280円)
    同じように見えますが、実は「つみれ」、「練り物」、「外側が練り物で、内側がつみれ」の3種類の魚介ボールが入っています。
    あっさりした味付けですが、スープに魚介のダシがしっかり出ており、つみれを食べると、口の中に魚介の旨味があふれてきます。ショウガとパクチーの香りが効いています。

私はこの旅行中で食べたものの中で、
この「総合魚丸湯」が一番美味しかった😋

自分は魯肉飯がよかった😋
値段もリーズナブル!

 

「是誠陶笛」~かわいいオカリナ屋さん

 こちらではオカリナを売っています。

 店員さんがデモンストレーションでオカリナを吹いていて、九份老街にはいつもオカリナの音色が響いています。

 

 置物のように見えるのも、全部オカリナです。

 カワイイお気に入りのオカリナを探してみるのも楽しいと思います。

 

「阿珠雪在焼」~不思議なパクチー入りアイス?!

 つづいて、中国語、英語、日本語、韓国語と、多言語の文字が装飾過多なこのお店。

 店員さんも、日本語で元気に呼び込みしてきます。

 

 こちらでは九份名物の「ピーナッツ巻きアイスクリーム」が食べられます。

  まず、注文を受けてから、目の前で大きなピーナッツの塊を削ります。

 

 次に、削ったピーナッツとアイスを薄いクレープ生地に乗せる。

 

 そして、そこにパクチーを乗せちゃう!😮

 ここにパクチーは本当にスゴイ発想だ😖
 ちなみに、パクチーは抜くことも可能です。

 店員さん、日本語で「写真ドーゾ」と撮影用にお皿を差し出してくれます。

 

 そして、コチラが完成品の「ピーナッツ巻きアイスクリーム(50TWD 約234円)」

 アイスとピーナッツがよく合って美味しいです😋 そこにパクチーの香りが重なり、とても不思議な味です😶
 パクチーを抜くこともできますが、パクチー抜きにするくらいなら、わざわざこのアイスを食べる必要はないと思います。

 せっかく九份まで来たなら、ぜひパクチー入りで食べてみてください。ここでしか味わえないアイスが楽しめますよ。

パクチー苦手な自分も、
このアイスはパクチー入れるべきだと思うぜ

これはクセになるかも😁

 

「頼阿婆芋圓」~台湾伝統スイーツ芋圓

 つづいて、こちらの芋圓のお店。

 

 「芋圓」は「ユーユェン」と読みます。台湾の伝統的な甘味で、タロイモから作ったお団子のことです。
 というわけで、我々も「芋圓」を注文。(50TWD 約234円

 ほのかにショウガが効いた甘いシロップの中に、カラフルな芋圓が入っています。
 芋圓は、モッチリ食感で、タピオカや白玉団子が好きな人はきっと気に入ると思います。
 また、こちらは「温」と「冷」が選べます。その日の気候に合わせて選べばよいと思いますが、おススメは「温」。「温」の方が湯気と一緒に香りを感じやすくなるので、豊かな風味を味わうことができますよ😄

私これ好き😆 また食べたいな😋

 

「阿妹茶樓」~千と千尋のモデル?!のお茶屋さん

 「九份と言えばココ!」と言われるほどの超有名店です。

 この外観が、「千と千尋の神隠し」の湯屋のモデルになったと言われています。
 (「千と千尋の神隠し」のモデルになったとされる場所は、全国各地にありますが、スタジオジブリの公式見解によると「特定のモデルはない」ということのようです。)

 ここでは写真撮影をする人がたくさんいて、九份で一番の混雑スポットになります。我々はタイミングが良かったですが、このあとドンドン混んできたので、早めの時間に行かないと、落ち着いて写真撮影するのは厳しいかもしれません。

 

 お店のあるこの階段も、レトロな台湾らしい雰囲気ですね。

 

 というわけで入店してみます。お店の中はこんな感じ。

 テラス席からの眺めが良いのですが、そちらは人気なのでなかなか座れません。

 

 こちらでは、一番お得な「お茶セット」を注文しました。(300TWD 約1,401円

 「お茶セット」は、一番安い「台湾烏龍茶」と「4種のお茶菓子」のセットです。お茶のランクを上げたり、お茶菓子の種類を増やしたりすると、料金に上乗せされます。我々は一番ベーシックなセットを注文。

 最初に、店員さんが台湾茶の淹れ方を日本語でレクチャーしてくれます。たぶん、毎日何十回と日本語で説明しているのでしょう。カタコトですが、すごく慣れた感じです😶

オ湯入レル。スグ捨テル。
1回目20秒、2回目30秒、3回目40秒。
味ダンダン薄クナル。

 同じ茶葉で5回くらい飲めます。淹れるたびに少しずつ味が変化するのも面白い😊

 日本で烏龍茶と言えば、ペットボトルの冷たいお茶が一般的ですが、台湾烏龍茶は色も味も香りも全くの別物です。ぜひ飲んでみてください!😄

 薄くなってきたら茶葉を替えます。今度は、教わった通りに自分でお茶を淹れます。

 自宅で台湾茶を淹れるときも、ここで教わったことが参考になります😉

 茶葉はたくさんあります。

 一度に少量しか使わないうえに、同じ茶葉で5回くらい飲めるので、全然減りません。席の時間に制限がないので、長居しようと思えば、かなり長い時間楽しめそう😓

 こちらのお店の支払いは「現金決済のみ」でした。かなり有名なお店なのでクレジットカード使えるかと思いましたが、ダメでした。やはり、九份老街は「現金決済のみ」のお店がとても多いです。現金を多めに用意しておきましょう。

 

他のお茶屋さんとの比較

 九份台湾茶を楽しみたいと思い、お茶屋さんを何軒か調べました。他にも良さそうなお店はたくさんありますが、我々は迷った末に「阿妹茶樓」に行きました。
 どのお店に行くか迷うという人のために、我々が検討した内容をまとめておきます。

 

☆阿妹茶樓に行ったほうがいい人

  1. 有名なお店の中に入りたいという人
    「阿妹茶樓」は有名なので、九份について調べていると必ず出てきます。「有名店に入ってみたい!」という方は、「阿妹茶樓」一択でしょう。

  2. テラス席から景色を見たい人
    「阿妹茶樓」はテラスからの景色がいいので、景色を楽しみたい方は「阿妹茶樓」がおススメです。

  3. 安く楽しみたい人
    他の台湾茶のお店に比べると、かなりリーズナブルです。安く楽しみたい方には「阿妹茶樓」はおススメです。

 

☆他のお茶屋さんに行ったほうがいい人

  1. 本格的なお茶を飲みたい人
    「阿妹茶樓」は良くも悪くも観光客向けの店です。九份には、もっと歴史が長く、高級なお茶を出してくれるお店もあります。本格的なお茶を楽しみたい方は、他のお店も調べてみましょう。

  2. 「阿妹茶樓」のテラス席に座れるか分からないと思う人
    「阿妹茶樓」のテラスは良い景色ですが、テラス席は競争率が高く、運がよくないと座れません。我々も座れませんでした。行っても座れるか分からないテラス席目当てに行くのは微妙・・・という方は、他のお店に行きましょう。

  3. 「阿妹茶樓」の魅力は外観だけだと思う人
    「阿妹茶樓」は「外観が『千と千尋』の湯屋に似ている」のが最大の魅力ですが、中に入れば普通のお茶屋さんです。なので、「外観をよく見たい」という方は、「阿妹茶樓」の向かいにある「海悦楼景観茶坊」の方がおススメです。「海悦楼景観茶坊」は、窓から「阿妹茶樓」が良く見えるので、お茶をしながら「阿妹茶樓」の外観を楽しむことができます。

台湾茶を満喫したぜ😄

やっぱり全部は飲みきれなかった😅

 

「昇平戯院」~疲れたときはここで休憩

 「阿妹茶樓」のあるところから階段を下りていくと、広場のようになっています。ちょっと寄り道するのにちょうどよいです。

 

 「Ghost Lore」というホラー系の博物館があります。なぜここに・・・?

 

 ここは「昇平戯院」という、昔の映画館です。

 こちらは休憩所になっています。中のレトロな装飾を見ながら休憩できて、無料のトイレも利用できるらしいです。実際に古い映画が上映されているときもあるのだとか。

 (ですが、我々が行ったときは偶然お休みしていて入れませんでした😭)

入りたかったのに残念😵

 

九份老街西側からの景色」~海と山の絶景

 九份老街の道を西側に抜けると、開けた高台に出ます。
 ここは景色がいいので、写真撮影におススメです。 

 海と山が一緒に見えます。

 

 古い建物も趣きがありますね😶

 九份は地形的に、年間通して晴れの日がとても少ないようで、晴れている写真はものすごく運が良くないと撮れないらしいです。
 でも、靄が出ているのも九份らしくて雰囲気のある景色ですね😉
 

「九彬阿牧包子」~肉まんが食べたい!

 台湾といえば、小籠包と包子(肉まん)ということでコチラにやってきました。

 「せいろ」がたくさん積んであって、おいしい小籠包や肉まんが食べられそう・・・ですが、我々が行ったときは、かき氷とドリンクしか販売していませんでした。残念😵 
 もう一度行くことがあれば食べてみたいです。もし、九份に行かれる予定のある方は、ぜひ行ってみてください。

私が行きたいお店、いつも閉まってる😭

 

「享初魷花枝焼」~本当にダイオウイカ?!

 次は、大量の揚げ物が並んでいるコチラのお店。

 

 このお店は、店員さんが日本語で元気に呼び込みをしていました。

ダイオウイカ、美味シイヨ~!

え~、これ本当にダイオウイカかな?🙄

ホントダヨ~。試食アルヨ~😙

ぱくっ! なんだコレっ!
メッチャ美味い! 買おう😆

 

 メニューにも「ダイオウイカ」と書いてありますね🙁 ⇩

 

 まったくノーマークのお店でしたが、試食したら美味しかったので、ダイオウイカの唐揚げを買いました🦑(150TWD 約701円)  

 塩気とスパイスが効いていて、サクッとした衣とイカの食感が美味しいです😋

 でも、ネットで調べると「ダイオウイカは臭くてマズい」って出てくるんですよね😓
 この唐揚げは臭くないし、普通に美味しかった。

やっぱり本当はダイオウイカじゃないでしょ・・・🤨

いいんだよ。美味しいから😋

 

「華萱名茶」~九份のおみやげにお茶はいかが?

 最後にこちらでおみやげのお茶を買いました。


 こちらのお店は、試飲させてもらったお茶が美味しかったですし、日本語で丁寧な接客をしてくれて心地が良かったので、思わず買ってしまいました。

 台湾烏龍茶にも種類がありますが、有名なのは「阿里山」と「凍頂烏龍茶」ですかね。おみやげに両方購入しました。

 九份老街のお店は、基本的に現金決済オンリーなのですが、こちらはクレジットカードが使えました

 九份お茶屋さんもたくさんあって、どこで買うか迷います。試飲をさせてくれるところも多いので、気に入ったお店で買うとよいでしょう。

 

観光終了

所要時間

 昼過ぎになると、徐々にツアーなどの団体客が増えてきて、混雑してきました。見たいスポットはだいたい見れたので、そろそろ基隆に帰ることにします。

 バスで九份に到着したのが10:35。九份老街を観光してから、帰りのバス停に着いたので13:35ごろ。上記のスポットをすべて周るのに、ちょうど3時間ほどかかった計算です。
 往復の時間を入れても半日ほど。けっこう周れたと思います😉

 

バスで基隆へ

 帰りのバス停は、九份老街の入り口から、少し坂を上がったところにあります。

  ⇩ バス停からの景色。

 帰りも、行きと同じ「788」という路線のバスに乗ります。

 乗車時間は約1時間料金は1人30TWD(約140円)で、これも行きと同じです。

 降りるバス停も、行きと同じで「基隆火車」まで乗れば大丈夫です。

 

 我々は、少し街歩きしたかったので、ひとつ手前の「義二路口」というバス停で降りました。「基隆火車」まで乗るのと料金も同じです。

 「義二路口」に到着したのは、14:30ごろ。やはり、帰りのバスはちょうど1時間くらいかかりました。

無事に基隆に帰ってきたぜ!

 

◆台湾のバスとGooglemap◆

 海外旅行でとても頼りになるGooglemapですが、台湾のバスは苦手としているようです。
 GPSをオンにしながら帰りのバスに乗っていたのですが、マップ上に表示されているルートと、GPSで走っているルートが全然違いました。「ヤバい!乗るバスを間違えた?!」とかなり焦ったのですが、途中のバス停も、向かっている方角も、どう考えても正しそうだったので、そのまま乗っていると、ちゃんと目的地に到着しました

 完全にGooglemapだけに頼り切るのではなく、いろいろ調べるのが大事だと再認識させられました。

 

今回行ったところ

 

まとめ

 九份では、趣のある街並みを見ながら、様々な台湾グルメを楽しめます。我々のように半日でもいろいろ観れますし、もっとゆっくり1日観光することもできると思います。

 台湾観光の際にぜひ訪れてみてください😊

 

九份グルメを堪能・・・つづく!

 

次回はいったん船に帰ります。

 

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