今回は旅行6日目の第二弾。
前回はマルセイユのノートルダム寺院を観光しました。
前回の記事はコチラ
⇩
sasakumax.hatenablog.com
sasakumax.hatenablog.com
目次
寺院~市街地へ
ノートルダム寺院を出て、徒歩で坂を下っていきます。
ずっと坂を下っていきます。
逆に、寺院に向かう道はずっと上り坂ってことですよね?
行きはバスにして正解でした😓
途中でスーパーなどにもちょっと寄ってみました。
そんなに広くないスーパーですが、ワインの棚でかなりのスペースを取っています😶
さすがはフランス!
★12:05ごろ「Le Bouchon Provencal」に到着
スーパーを見たりしながらゆっくり歩き、ランチのお店「Le Bouchon Provencal」に到着しました。
「マルセイユは英語が通じない」という説を聞いていたので、恐る恐る店員に話しかけます。
自分はフランス語検定4級。ついに実力を見せるときが来たようだ。
なんて言っていましたが、普通に英語が通じました。
事前にネットで予約していたのでスムーズに入れました。
予約はお店の公式サイトからできます。
⇩
www.lebouchonprovencal.com
テラス席に案内してくれました。
奥の方は港なのですが、あまりよく見えませんね😅
コチラのお店を選んだのは、「事前に調べたときにネットの評価が良かった」、「現地のプロヴァンス料理が食べられそう」といった理由があったのですが、それに加え、日替わりランチ的なセットがあるので「日替わり頼めばいいから、言葉が分からなくても注文が簡単だろう」と思ったからです。
そこで、日替わりを頼もうとすると・・・。
あのボードの中から選んで。
と言われました。コチラです。
⇩
筆記体読めないよ・・・しかもフランス語・・・😓
google翻訳のカメラ機能でも変な訳しか出ない。
フランス語検定4級の実力では厳しいかも・・・。
読める人にとっては何でもないんでしょうけど・・・少し苦戦しました。
店員さんをお待たせしましたが、フランス語検定4級の実力で(英語で)何とか注文できました。
ランチセット
ランチセットは19€で、次の3つの中から好きな組み合わせを選べます。
- 前菜(ボードの①~③)から1品と、メイン(ボードの④、➄)から1品
- メイン(④、➄)から1品とデザート
- メイン(④、➄)から1品とグラスワイン
デザートとワインはグランドメニューの中から選べるようです。
私は1の「前菜とメインのセット」、ののちゃんは2の「メインとデザートのセット」にしました。そして、セットとは別にそれぞれ飲み物を注文しました。
ドリンク(ワインとオレンジジュース)
まずはドリンク。私は調子に乗ってワインを頼みました。(6€)
ののちゃんはオレンジジュース。(4€)
このテラス席、正直そんなに景色がいいわけではないのですが、「平日の昼間からマルセイユのオープンテラスでワイン片手にランチ」、なんとも贅沢じゃないですか?😏
お通し(?)のオリーブ
オリーブが運ばれてきました。お通しのようなものみたいです。(無料)
バルセロナの時も思ったのですが、ヨーロッパで食べるオリーブは美味しいです。
今まであまり好きではありませんでしたが、この旅でオリーブが好きになりました🙂
美味しいから、メイン料理と一緒にちょっとずつ食べよう!
と、残しておいたのですが・・・。
今から料理を運んでくるから、これはもういいよね?
と、下げられてしまいました😖
メインが来るまでの間に食べるものなの?! まさか一度テーブルに並べられたものが下げられるとは思わず、これも文化の違いかな?😣
前菜③:カマンベールの何か
私が頼んだ前菜が運ばれてきました。上のボードの③の料理です。
トロトロに溶けたアツアツチーズの海の中に、これまたトロトロになったカマンベールチーズが沈んでいて、上にクルトンが掛かっています。一緒に運ばれてきたパンにつけていただきます。
このメニュー、「カマンベール(Camembert)」は読めたのですが、後半なんて書いてあるのか分かりませんでした。
「とりあえずフランスだし、ワインとチーズは食べるでしょ!」という軽い気持ちで頼みましたが、いまだに何だか分かりません。
分かる方がいらっしゃいましたら、ぜひ教えてください😅
「チーズ&『何か』」だと思って頼んだら、想像を超える「チーズ&チーズ」でした。味は濃厚で美味しかったですよ😋
チーズ!🧀
めっちゃチーズ!🧀
メイン④:サーモンのラビオリ
続いて私が頼んだメイン。ボードの④の料理です。
ラビオリの中にサーモンのすり身が入っていて、ライムクリームが掛かっています。(これはちゃんと読めました🧐)
この料理、悪くはないのですが、濃厚な生クリームベースのソースが先ほどのチーズと味かぶりしています。
しかも、見た目より意外と量があり、付け合わせの野菜などもなく、ただひたすら同じような味なので、途中から少し飽きてしまいました。
同じ味の料理が大皿で来るのも、海外あるあるかもしれません。
メイン➄:鶏肉とポレンタのゴルゴンゾーラソース添え
こちらはののちゃんが頼んだメイン。ボードの➄です。
左がポレンタ、右がチキンでゴルゴゾーラのソースが掛かっています。これは名前の通りの料理でシンプルですね。
◆ポレンタとは◆
我々は「ポレンタ(polenta)」が何か知らなかったので、このメニューもよく分からず注文しました。
ポレンタというのは、トウモロコシの粉を煮てお粥のようにしたものです。
ヨーロッパでは結構メジャーな料理らしいのですが、日本ではあまり食べられないので、知らない方も多いのでは?
我々は運ばれてきてから「なんじゃこりゃ?」とポレンタについて慌てて調べ始めました。
チキンは美味しかったです。
ポレンタは、お粥のようにベチャベチャしているけど、トウモロコシの粉の粒がザラザラと口に残り、あまり美味しいとは思いませんでした。知らない料理に出会えたのは良かったですが、2回目はないかな・・・という感想です。
そして、ゴルゴンゾーラなので、ここでもチーズかぶり!
ちょっと今回は注文の仕方を間違えました。勉強して出直してきます😞
デザート:ティラミス
デカいビンに入って出てきました。
クリームの甘味とココアパウダーの苦みが絶妙。
ここのお店はコレが一番美味しかったです😋
今までで食べたティラミスで一番美味しいかも😋
さすがはフランス。
ティラミスはイタリア料理じゃないのか?
食後のコーヒー
メニューも読めなかったし、注文も英語でしたので、フランス語検定4級の実力を発揮する機会がありませんでした。
せっかくなので、一度くらいフランス語で注文したいと思い・・・、
Avez-vous du café ?
と言ってみました。すると、
コーヒー来た~!😆
フランス語がちゃんと通じて嬉しかったです。(2.5€)
「平日の昼間にマルセイユのオープンテラスで、ワイン片手にランチ。食後はティラミスとコーヒー」、なんとも贅沢じゃないですか?😏
総評
今回は、我々の注文の仕方のせいでチーズ料理がかぶってしまったのが残念でした。
お料理は悪くないとは思いますが、味付けだったり量だったり、もしかすると日本人の舌には合わないと感じる方もいるかもしれません。我々はそこも含めて楽しめたので良かったです。
クレカで決済したので、チップは無くても平気でした。
また、「マルセイユでは英語は通じない」という説を聞いていましたが、普通に通じました(ただし、メニューの表記はフランス語です)。
価格
- グラスワイン 6€
- オレンジジュース 4€
- ランチセット2人分 38€(19€×2)
- コーヒー 2.5€
合計:50.5€(約7,945円 当日のレート:1€=157.32円)
石鹸博物館
★13:30ごろ ランチのお店を出る
ゆっくりランチを楽しみました。
引き続き、午後の観光を楽しみます。
徒歩5分くらいで、すぐに目的地の「マルセイユ石鹸博物館」に着きました。
上の写真は博物館の入り口。右隣に売店があり、そこで博物館の入場券を買えます。
気になる入場料は・・・、
- 「博物館見学のみ」=2.5€
- 「博物館見学&石鹸作り体験のセット」=5.5€
石鹸作り体験をすると、作った石鹸は持って帰れます。売店で同じような石鹸を買うと2€くらいするので、個人的には体験して石鹸を貰った方がお得な気がします。
というわけでセット券を購入。
石鹸博物館見学&石鹸作り体験:
11€(約1,731円 5.5€×2人分 当日のレート:1€=157.32円)
博物館に入場します。この写真は入ってすぐのところです。
◆マルセイユ石鹸とは◆
マルセイユの名物といえば「石鹸」です。絶対王政で有名な「太陽王ルイ14世」は、石鹸に対するこだわりが強かったらしく、「オリーブオイルを使って石鹸を作れ」など様々な製造の条件を出しました。その厳しい条件をクリアしたものだけが「マルセイユ石鹸」というブランドを名乗ることを許されたのです。
現在も、伝統的な製法で作る「石鹸」はマルセイユの名物として親しまれており、この博物館ではその伝統的な製造方法について学ぶことができます。
この博物館、実はかなり狭くて、主な見どころは上の写真の中にほぼ写っています。
早く見れば5~10分、長くても15分くらいで見終わると思います。
★13:50ごろ 石鹸作り体験
博物館をすぐに見終えたので、引き続き石鹸作り体験をします。
先ほど博物館で学んだことを踏まえ、改めてスタッフから伝統的な石鹸作りについて説明があります。
石鹸作りと言っても、ほぼ完成した状態のものが出てきます。
体験するのは、
- 大きなブロックになっている石鹸を適当なサイズに切る
- 切った石鹸に模様を付ける
ただこれだけです。
木でできたハンコみたいなキューブがあるので、トンカチで石鹸に打ち付けると模様が付けられます。
色んなハンコがあるので、好きな模様を付けましょう。奥の方にあるのは石鹸製造の機械です。
コチラは石鹸の匂い当てコーナー。意外と難しい。
正直、博物館は狭いですし、石鹸作りもほぼ模様を付けるだけの子供だましみたいな内容ですが、安くて早いし石鹸も貰えるので、個人的には来てよかったと思います。
★14:05ごろ 石鹸作り体験終了~売店へ
石鹸作りを終えたので、売店を見ていきます。
いろいろな色や香りの石鹸があります。ここの石鹸は安くて1個から買えるので、おみやげに最適だと思います。我々も作った石鹸は自宅用として、他におみやげ用として何個か買いました。
★14:20ごろ バスで移動
おみやげも買ったので、売店を出てバス停へ向かいます。
道中、またプチトランに出会いました。
バス停は歩いて5分以内くらいのところにありました。
「Place aux Huiles」というバス停から49番のバスに乗り、「La Major」で降りました。乗車時間は10分以内くらいです。
乗車券は、朝にバスに乗るときに帰りの分も買っていたので、それを使いました。
★14:40ごろ マルセイユ大聖堂に到着
降りたバス停から少し歩き、すぐに「マルセイユ大聖堂」に着きました。
では、さっそく入ってみましょう(無料で入れます。)
門の上にもいろいろ装飾がありますね!
中はこんな感じ。けっこう大きいですね。
ビザンチン様式と言えば「ドーム型の天井」。歴史の教科書で勉強した通りですね🧐
なにかのアート作品らしく、金紙がぶら下がっています。
船へと帰る
★15:15ごろ 大聖堂を出る
大聖堂を見終えました。行きに乗った
シャトルバスに乗り、船へと帰ります。
帰りの道中で見つけた不思議なアート作品。
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さて皆さま、朝に行きの
シャトルバスに乗った時に、
「バスを降りた場所(帰りのバス乗り場)を必ず覚えておくように」という話をしたと思います。
今回の帰りのバス乗り場はコチラです。
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このフェンスの向こう側です。
しかもこのフェンス、基本は閉まっていて、奥にいる警備員に声を掛けてクルーズの乗客だと伝えると開けてくれるというシステムです。
行きはバスから降りて、みんなでゾロゾロと歩くので、いざ帰ろうとすると「こんなフェンスあった?!」となります。
これは場所を覚えてないと絶対に分からないと思います。ですからもう一度言います。
シャトルバスから降りたら、
「バスを降りた場所(帰りのバス乗り場)を必ず覚えておいてください」。
★16:20ごろ 船に乗船
シャトルバスで港に戻りました。
乗船ゲートはけっこう並んでいましたが、無事に帰って来れました。
この日の「All Aboard(乗船時間)」は17:30だったので、1時間前という理想的な時間に帰れました。
今日は観光もしっかりできたので満足しました😆
観光も食事も満喫できた!
今回のルート