【地中海クルーズ準備編３】クルーズ旅行に掛かる費用は？料金には何が含まれている？【ふすまぱん】

序文

ついに地中海クルーズに行くことを決めたさかもとたち。
果たして、旅の資金は足りるのか？！

ちなみに前回の記事はこちら！

　↓

sasakumax.hatenablog.com

クルーズのプランを調べていたんだけど
クルーズって思っていたよりも安くて驚いたよ。

うーん、確かにクルーズはみんなが思っているほどは高くはないんだけど、
ちゃんと料金体系のことを意識してる？

えっ？　この予約サイトに書いてある料金で行けるんじゃないの？

そうじゃない場合もあるから、今回はクルーズの料金について検討してみよう。

クルーズの基本料金について

このプラン、旅行代金20万円て書いてあったけど、ホントにこの料金で行けるの？

　予約サイトを見ると、よく「旅行代金」、「クルーズ代金」といった記載がありますが、まずはこの代金に何が含まれているのかをよく確認しましょう。

一般的に「旅行代金」に含まれているもの

　以下のものは基本的に旅行代金に含まれています。

船の乗船料

　船に乗るための代金です。これは当然含まれています。

船のお部屋代

　船で寝泊まりするお部屋の代金は含まれています。
　旅行代金が「20万円～50万円」などと幅がある場合、一番安値なのは一番安い客室（窓がない内側の部屋）となり、高い客室はバルコニーのついたスイートルームなどになります。

船内での飲食代

　船内での飲食代は基本的に含まれていることが多いです。
　しかし、ほとんどの船には複数のレストランがあり、基本料金だけで食べられるレストランは限られます。特別なレストランで食事をしたい場合は別料金を支払う必要があります。
　また、飲み物に関しては船によって異なり、「水、コーヒー、紅茶、一部のジュースは飲み放題」という場合や、「飲み水もすべて有料」という場合などもあります。
　特別なドリンクやお酒は基本的に別料金で有料となります。

コーヒーと水が飲み放題なら、自分は生きていけるぜ。

船内の無料イベントやアクティビティ

　船内の多くのイベントやアクティビティは、無料で参加したり利用したりできるものがたくさんあります。

旅行代金に含まれていない場合があるもの

　以下のものは、旅行代金に含まれていない場合が多いと思います。
　よく確認してから申し込みましょう。

港湾税

　「税」とついていますが税金ではなく、船が港に停泊するために掛かる費用のことで、主に「入港料」や「岸壁使用料」のことを指します。
　停泊する港の数や日数が多くなるほど高くなります。
　港湾税だけでも、基本的に数万円以上になると思ったほうがよいです。代金に含まれているのか、いくらくらいになるのか、必ず確認しましょう。

航空券代・燃油サーチャージ

　例えば、イタリアから船に乗船する場合、イタリアまで行く飛行機の航空券代が含まれているプランと、含まれていないプランがあります。
　含まれていないプランは、一見旅行代金が安いように感じますが、自分で飛行機の手配をしなければいけないですし、航空券代がプラスでかかるので注意が必要です。
　さらに注意をすべきなのは「燃油サーチャージ」で、航空券代付きのプランでも、燃油サーチャージは含まれていないことが多いです。特に最近は原油の高騰に伴って燃油サーチャージも高騰していますから、下手をすると数万円単位の料金を追加で支払うことになります。

諸税等

　旅行先やプランによって変わりますが、空港使用料や国際観光旅客税などが掛かる場合があります。こちらも確認しておきましょう。

チップ

　日本人には馴染みが薄いですが、基本的にクルーズ船内のサービスにはチップを支払う必要があります。これもやはり旅行代金に含まれていないことが多く、１万円以上かかる場合があるので、確認しておきましょう。
　なお、「オールインクルーシブ」といって、チップの代金が旅行代金に含まれているプランもあります。この場合は、基本的にチップ代を気にする必要はありませんが、船内の有料サービスを利用した場合は、そのサービスに対して追加のチップを支払う必要があるので注意しておきましょう。