【5日目:②マヨルカ島編】
今回は旅行5日目。
初めての寄港地に降り立ちます。
前回の記事はコチラ
⇩
目次
マヨルカ島に上陸
★8:45ごろ 「パルマ・デ・マヨルカ」の港に降り立つ
下船してすぐの景色がこちら。
本日の寄港地は、スペインのマヨルカ島にある「パルマ・デ・マヨルカ」です。
特に何もない港ですが、初めての寄港地で感慨深い😌
スペイン南東部、地中海のバレアレス諸島の中にある「マヨルカ島」。その島の南西部にある港が「パルマ・デ・マヨルカ」です。マヨルカ島は「一年のうち300日以上は晴れる」と言われるほど天候に恵まれており、気温も比較的温暖。地中海のリゾート地として親しまれています。
日本で言うと、沖縄とか小笠原諸島みたいな感じかな?
港の周りは何もないので、まずは市街地へ移動しなければなりません。
「パルマ・デ・マヨルカ」の港は無料バスがないので、ロイヤルカリビアンがシャトルバスを出してくれています。しかし、このシャトルバスが1人往復10€(約1,573円 現金決済のみ)もするということで、我々は節約のために歩いて市街地まで移動することにしました。
もちろん、ここは節約せずにバスに乗るのも全然ありだと思いますし、タクシーを利用するという手もあると思います。
ご飯もいっぱい食べたいし、景色を楽しみながら歩いてカロリーを消費するぜ!
「歩こう!」と決めて歩き出しましたが、いきなりどっちに行けばいいか分からず困りました😅
バスターミナルは船を降りて真正面。歩いて行く場合は、降りたら右手の方に進むといいようです。
他に歩いて行く人が全然いないので少し心配になりましたが、右手に少し行くと看板が出ていたので、これに従って進みます。
空も海も青い。まさにリゾート地って感じ。
途中に「Castell de Sant Carles」という昔の要塞があり、敷地内には今もトーチカが置かれています。
こちらは、現在は博物館になっていて中を見学できるようですが、残念ながら我々が行った日はお休みで閉まっていました。
この博物館に限らず、マヨルカ島は月曜日が定休日という施設が多いです。我々がマヨルカ島に行ったのはちょうど月曜日だったで、見れない施設が多かったです。旅行に行く際は、事前に必ず定休日を調べてから旅程を組んだ方がいいです。
と言っても、今回のようなクルーズ旅行だと、途中の日程を変更をすることはできません。我々も「マヨルカ島は月曜休みが多い」と知ってはいましたが、旅程全体を総合的に勘案して今回のプランを選択しました。
ようやく街が見えてきました。
★9:20ごろ 市街地のバス停に到着
結局、35分くらい歩いて「EMT」という市バスの停留所まで来ました。
「94-Àrea d'intercanvi Portopí」というバス停から「4番(Uetam)」のバスに乗ります。
乗車券は運転手からも買えるらしいですが、バス停に券売機があったので、待っている間に買っておきます(現金決済のみ)。
計4€(1人片道2€×2人 約629円 当日のレート:1€=157.32円)
(ごめんなさい😣 バス関連の写真を撮っていませんでした!)
20分くらい乗って、「105-pl. de Joan Carles I - Catedral」というバス停で降りました。
ここまでのルート
○料金
- シャトルバス: 1人往復10€(現金決済のみ)
- 徒歩&市バス: 1人往復4€(現金決済のみ)
○所要時間
- シャトルバス: 片道約25分
- 徒歩&市バス: 片道約55分(徒歩35分&バス20分)
観光される際の参考にしてください。
★9:50ごろ バスを降りる
バスを降りたところはこんな感じ。
キレイな街並みです。バルセロナは空気も悪いし、ゴミもたくさん落ちていましたが、こちらは道も空気もキレイな気がします。
同じスペインでも、都市部とリゾート地では全然違いますね🙂
いい感じの通りを歩いて進みます。
馬車もよく見かけました。観光しながら乗るのも楽しそう🙂
階段を上がりながら進んでいきます。この写真は振り返ったところ。
10分弱くらい歩いて、前方に目的地が見えてきました!🙂
パルマ大聖堂(カテドラル)
★10:00ごろ パルマ大聖堂に到着
こちらが「パルマ大聖堂(カテドラル)」です。
大きな円形のバラ窓が特徴的ですね。
思ったより立派で大きいですね!
我々は10:30からの入場で予約していたので、それまでは大聖堂の外観や周辺を見て時間をつぶします。
聖堂は少し高台にあるので、すぐ横から海を見れていい景色です。
あれは我々が乗ってきた船ですね。この距離から見てもデカい!
★10:15ごろ パルマ大聖堂に入場
予約時間より早いですが、入り口に行ったら入場させてくれました。
入場券:2人分で18€(1人9€×2 約2,865円 予約時のレート:1€=159.16円)
(注意・・・上記は2023年10月の価格。2024年3月現在、パルマ大聖堂の入場料は1人10€に値上げされたようです。)
おー! 広くてキレイです😯
こちらが主祭壇。
ここにある天蓋はガウディが設計したものらしいです。
そういえば、サグラダファミリアで似たカタチのものを見ました!
⇩(こちらがサグラダファミリアの天蓋)
そして、こちらの大聖堂の最大の見どころは、バラ窓のステンドグラスからから差し込む七色の光です。
季節や時間帯によって差し込む場所が変わるようです。
ゆっくり座っていたら、いい感じになってきました😆
みんな七色に染まって、とってもキレイです😄
繊細な彫刻や絵なども色々あります。
この不気味な手は何だろう・・・😕
紹介しきれませんが、展示物は他にも色々あって、意外と見ごたえがありました。
正直に言って、ここは全然期待していなかったのですが、とても良かったです。今回の旅行でいろいろな教会や聖堂を見ましたが、パルマ大聖堂はトップクラスに良かったと思います。
本当は塔の上にも昇ることができるのですが、期待していなかったので塔に昇るチケットは買っていませんでした。昇ってみたかったな・・・と少しだけ後悔しました。
ここの大聖堂は私もすごく気に入ったよ😊
予約方法などはコチラの記事も見てください
⇩
パルマの街を散策
★11:00ごろ 大聖堂を出る
ひと通り大聖堂を見たので、次の観光地へ向かいます。
細い通りを歩いて進みます。
何気ない通りも、趣きがあっていい感じです。
観光客や通行人の数も、多過ぎず少な過ぎずでちょうどいいです。(バルセロナは人混みがすごかったので・・・😅)
詳しいことはよく分かりませんが、途中に教会っぽい建物や銅像などもよく見かけました。
街並みを見ながら10分ほど歩きました。
★11:10ごろ 「Can Joan de S’Aigo」に到着
こちらが目的地の「Can Joan de S’Aigo」というカフェです。
こちらのお店は約300年の歴史があるらしいです。
その辺の観光名所よりも歴史が古いですね😶
店内の様子はこんな感じ。
時間があればカフェ利用してもよかったのですが、ちょっと混雑していて並ばなければ入れない様子。
こちらのお店はテイクアウトもできます。テイクアウトなら並ばずにすぐ買えるようなので、名物の「エンサイマダ」をテイクアウトすることにしました。
下の写真の左のやつです。
「エンサイマダ」とは、マヨルカ島発祥の渦巻き型のパンです。バターの代わりにラードを練りこんでいるのが特徴。
マヨルカ島はまだスペイン国内なので「Hola!」とスペイン語で元気にあいさつ。無事に買えました😄
エンサイマダ:1.8€(約283円 当日のレート:1€=157.32円)
エンサイマダのお味は・・・?
焼き立てだというのもありますが、サクサク&フワフワの軽い食感でペロリと食べてしまいました。ほのかな甘みが美味しいです
ただし、ラードを使っているせいなのか、とても油っぽいので、触ると手がベタベタになります。包み紙もあっという間に油まみれになりました。すごく油っぽいのに、とても軽い食感なのが不思議です。
大きいから1個だけ買って2人でシェアしたけど、2個買えばよかったな・・・。
オリバー市場
★11:30ごろ オリバー市場に到着
再び細い路地を通り、オリバー市場へやってきました。
中に入ってみましょう。
市場なので、肉や魚介、野菜などの食材がたくさん売られていますね。
さすがに生モノは買えないので、お皿などの雑貨を見て回りました。
食材を使った料理を提供しているお店もあり、イートインコーナーもあるので、ここで新鮮な食材をいただくのもアリかもしれません。
ここで、初めてクルーズ旅行中の食事のジレンマに陥りました。せっかく寄港地に来ているのだから、現地の美味しいものをいただきたいですよね。
でも、船に帰れば無料で美味しいご飯が食べ放題なんですよ!
お金を払って現地で食べるか、船に帰って無料のご飯を食べるか、これはクルーズ中に常に付いて回る贅沢な悩みです。
「本当にそこでしか食べられないものは何なのか?」、真剣に考えてしまいました。
おっ!生ハムを量り売りしている。
これが本場のパルマハムじゃない? 買ってみよう!
というわけで買いました。
★生ハム:4.5€(約708円 当日のレート:1€=157.32円)
細かく切ってあって、食べ歩きにはちょうどいいです。
暑い中を歩いてきたし、さっき甘いものを食べたので、塩気があって美味しく感じます😋
パルマハムは、イタリアのパルマで作られているハムのことです。スペインの「パルマ・デ・マヨルカ」のハムではありません。
まさかそんな間違いをするとは・・・、この時の我々は全く気が付きませんでした。あとになってから知りました😅
やっぱり本場のパルマハムは美味いぜ!
とか言って盛り上がっていましたが、違います。
それから、もう一つ注意点です。売られているハムには、賞味期限が長そうなものもありますが、検疫で引っ掛かるため、日本へのおみやげとして持ち帰ることはできません。その場で食べられる分だけを買うようにしましょう。
ここまでのルート
船へと帰る
★12:00ごろ 市場から出る
本当は他にも観光地もあるのですが、行くのには少し時間が掛かりそうでした。我々は、初めての寄港地で「とにかく船に乗り遅れたらヤバイ!」とビビっていたので、乗船時間にはかなり余裕がありましたが、船へと帰ることにしました。
行きとは逆のルートをたどり、「52-pl. del Mercat」というバス停から「4番(Uetam)」の市バスに乗り、「94-Àrea d'intercanvi Portopí」で降りました。
そこから港までは歩きです。炎天下の中、生ハムを食べながら歩きました。
市バス:計4€(1人片道2€×2人 約629円 当日のレート:1€=157.32円)
ここまでのルート
★13:10ごろ 船に到着
無事に船に到着しました。早めに着いたので、乗船手続きも混雑することはなく、スムーズに乗れました。
初めての寄港地、無事に帰って来れて安心したよ。
「パルマ・デ・マヨルカ」、全然期待してなかったけど、結構よかった。
もう一度来て、今回見れなかったところも見てみたいな。
無事に帰って来れました・・・つづく!
次回は船の中を楽しみます。
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