序文
寄港地観光楽しみだな~。ツアーとか申し込んだら効率よく回れるかな?
うーん、どうかな? 今回はそのあたりを検討してみよう。
前回の記事はコチラ!
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目次
寄港地観光で最も注意すべき点
★乗船時間までに帰ってくること(超重要)
寄港地観光において一番大事なことを最初に言います。それは・・・
船の乗船時間までに必ず帰ってくることです。
コレがとにかく大事で、帰ってこれないと、最悪船に置いて行かれてしまうことになります。
「all aboard」の時間に注意!
船には「乗船時間」と「出航時間」があります。
「乗船時間」は「この時間までに乗ってくださいね」という時間。
「出航時間」は実際に船が動き出す時間です。
船には「乗船時間」までに戻ってこないといけないので、気を付けてください。「乗船時間」はアプリでは「All abord!」と表示されているので、スケジュールに登録しておきましょう。
「出航時間」に帰ってきたんじゃ遅いから気を付けて!
もし船に置いていかれたら・・・
船に置いて行かれた場合、宿の予約もしていない、手荷物以外は船内に置いているという状況で放り出されることになります。
船会社によって対応が異なるようですが、「置いていかれたらそれっきり」という場合と、「飛行機などを利用して次の寄港地まで自力で追いつけば乗せてくれる」という場合があるらしいです。というか、そもそも船に置いて行かれないようにしてください!
船の乗船時間はアプリでも確認できますし、その日の船内新聞にも書いてあるので、必ず確認するとともに、その時間までに帰って来れるよう、余裕を持った観光計画を立てましょう。
個人的には、乗船時間の1時間前には船に帰ってくる計画にしたほうがいいと思います。
特に、寄港地から電車などで移動する予定の場合、電車の本数なども確認しておいてください。1時間に1本しかなく、それを逃したら終わりということもありえます。
海外の電車は、日本と違って時間通りに来ないということもあり得ますし、ストライキなどで動かなくなるということもあり得ます。
気にし過ぎると、どこにも行けなくなってしまいますが、代替の交通手段(バスやタクシー)があれば最低限の利用方法を検討しておくというのもありです。
これは本当に大事だから!
マジで!本当に!気を付けて!!
これがあるから、あんまりゆっくり観光できないのは少し残念・・・。
下船時間を確認しておくこと
これは先ほどとは逆で、船から降りられる時間が何時なのか確認しておきましょう。船のツアーに申し込む場合は関係ありませんが、自力観光する場合や現地ツアーに申し込む場合、下船可能な時間が遅いと、ツアーの集合時間や予約時間に間に合わない可能性があります。
「Gangway Down!」に注目
船が港に着いた時も、船の「入港時間」と「下船時間」があるので注意してください。
「入港時間」は船が港に到着する時間ですが、実際に船から降りられるようになるのは「下船時間」です。
「下船時間」はアプリでは「Gangway Down!」と表示されるので、こちらもスケジュール登録しておくといいでしょう。
また、実際の「下船時間」は前後する場合があります。その場合は船内放送でアナウンスがあるので、頑張って聞き取りましょう。
英語のリスニング辛い・・・
下船時の混雑に注意
「下船時間」になったからと言って、すぐに降りられるかというと、そうとも限りません。人気の寄港地だと乗客がいっせいに降りるので、下船手続が長蛇の列となり、船を降りるだけで時間がかかる場合があります。
特に、小さい港に寄港する場合、船を直接港に着けることができず、沖からプレジャーボートに乗り換えて港まで行くというケースがあります。この場合はプレジャーボートに乗り換えるための待ちが発生します。
プレジャーボートを使用する場合、下船だけで1~2時間かかる場合もあるらしいです。
今回我々が参加したクルーズの寄港地にプレジャーボートを使うところはなかったよ。
今回の私たちの旅では、下船は比較的スムーズで、10~15分くらいで降りられたよ。
今回の我々の旅程はコチラ
⇩
(2023.11.23一部追記)
船の寄港地ツアーについて
ここでいう「船の寄港地ツアー」とは、「船会社が主催するツアー」のことです。
英語サイトから船の寄港地ツアー予約できるよ。
これ、申し込んだ方がいいやつ?
船の寄港地ツアーのメリット
1 ★船の寄港地ツアーは遅れても出発を待ってくれる
これが船のツアー最大にして最強のメリットです。
万が一、交通機関の遅れやトラブルで船の乗船時間に間に合わなくても、船のツアーが出航時間に遅れた場合は、基本的に出航を待ってくれます。
「観光はしたい・・・、でも船に帰れるか不安・・・」という人は、
船のツアーを利用しましょう。
2 電車やバスの乗り方を確認する必要がない
船の寄港地ツアーを申し込めば、主要な観光地にガイドさんが連れて行ってくれます。
自力で観光する場合、寄港地の電車やバスの乗り方を事前に調べていく必要がありますが、それをする必要がないのがメリットです。
知らない国で電車やバスに乗るのは、その国のルールが分からないと苦戦することもあり得ます。
そもそも切符の買い方すら分からんということもあるからね。
3 ガイドが付いている
ツアーなので、ガイドさんが付いていて解説をしてくれます。
せっかく観光地に行っても解説がないと、なんとなくただ見て、何がスゴイのか分からないまま帰ってくるという残念なことになってしまうことがありますので、ガイドがあるのはメリットです。
観光地が複数ある寄港地ではツアーも複数からを選べますから、行きたいものを選びましょう。
例えば、ナポリ港でしたら、「ナポリ市街を観光する」「ポンペイに行く」「青の洞窟に行く」などのプランが選べました。
船の寄港地ツアーのデメリット
1 値段が高い
船のツアーは高いです。
例えば、バルセロナからモンセラートに行くツアーについて考えてみます。
(バルセロナは最終日なので、港から現地まで行き、現地から空港まで送ってくれるツアーとなります。)
★自力で行った場合
- 地下鉄代 2.4€
- 国鉄と登山電車(往復) 25€
- 現地の聖堂と黒マリア見学 8€
- 空港までのバス 5.9€
これで合計41.3€。当時の為替レートが約1€=157.1円でしたから、
自力で行くと約6,488円でした。
★船のツアーを利用した場合
船のツアーを利用した場合ですが、これが申し訳ないことにスクショを撮り忘れてしまったので証拠はありませんし、正確な金額は忘れてしまいました。
そこで私の記憶だよりになってしまいますが、早期予約割引込みで少なくとも90~99ドルの間だったと記憶しています。
為替レートは、早期に申し込んだ場合を想定して予約時の1ドル=149.5円と仮定し、ツアー代も低めに見積もって90ドルだったとしても、船のツアーだと13,455円です。
これはものすごく低めの見積もりですが、自力観光の倍以上します。
ツアーの種類によって金額は異なりますが、私の感覚的にはどれも同じくらいの料金だったと思います。
もちろん、ツアーにはガイドさんが付きますので、自力で行くより高くなるのは当然ですが、そこにどれくらいの価値を見出せるかは意見の分かれるところでしょう。
倍くらい違うじゃないか!
2 ガイドが英語(日本語に対応していない)
これは地域や船会社によっても異なると思いますが、少なくともロイヤルカリビアンのツアーは基本的に英語です。
英語ができる人なら問題ありませんが、英語が苦手な方は、せっかくガイドが付いていても、言っていることの内容が分からなければ意味がありません。
3 自由に観光できない
ツアーは団体行動となりますので、自由行動は限定されます。
私は団体でゾロゾロ観光するの嫌い。
寄港地ツアー申込時の注意点
船の有料サービスすべてに共通して言えることですが、寄港地ツアーを申し込むなら、必ず乗船前のセール時にしましょう。
最大で35%くらいお得になる可能性があります。
クルーズを予約すると乗船前に「セール中!」のメールが頻繁に届いて、「いつもセールしてるな・・・」と思いますが、乗船後のセールは無いと思ってください。
早めに計画して、早めに申込みだ!
現地ツアーについて
船のツアーだけでなく、クルーズとは無関係な、通常の旅行の時に利用するような現地ツアーに申し込むという手もあります。
現地ツアーのメリット
1 船のツアーよりも種類が豊富
現地ツアーはいろいろな旅行会社が提供しているので、船のツアーよりも種類が豊富です。価格や行き先などの選択肢が広がるのはメリットです。
2 日本語ツアーもある(かもしれない)
種類がたくさんあるので、その中から日本語対応のツアーを探すこともできます。
現地ツアーのデメリット
1 船の下船・乗船時間に対応していない
現地ツアーはクルーズとは無関係なので、ツアーの集合時間と解散時間が、船の乗船時間と下船時間に対応していません。
船の下船時間が遅く、集合時間に間に合わないことがありえますし、一番最悪なのは解散時間が遅くて乗船に間に合わないことです。
船のツアーとは違って、遅れても出航は待ってくれませんので、ツアーに申し込む際は必ず時間を確認しましょう。
2 自由に観光できない
船のツアーと同じで基本は団体行動となります。
まとめ
ツアーに参加するのも善し悪しだね。
さて、我々はどうしようか?
ツアーは高いし、私団体行動キライ。
全部自力で観光する。
えっ?!大丈夫なの?
計画は私が考えるから大丈夫。任せて。
本当に大丈夫か・・・つづく・・・
次回は、ツアーを使わないで観光する場合の注意点です。
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