序文
さかもとさん、このまえウェブデザイン技能士の話をしてましたけど、
どういう資格なんでしょう?
気になるのか?
じゃあ今日はウェブデザイン技能検定について紹介しようか。
よろしくお願いしま~す。
ちなみに、この記事は3級を受験する人を前提に書いているので、
2級以上を受ける中級者以上の方は、この下は読まなくていいぞ。
目次
ウェブデザイン技能検定とは?
公式サイト
試験の概要を簡単に説明するけど、
詳しい内容や最新情報は公式サイトで確認してくれ。
試験の概要
特定非営利活動法人インターネットスキル認定普及協会が実施する試験です。
1級から3級までの試験区分があり、一応「国家資格」です。
ボクが持っているのは3級です。
試験日程
2級と3級は、毎年だいたい5月、8月、11月、2月の年4回。
1級は11月と2月の年2回実施されています。
試験日の前月の初旬~中頃に申込みできるようになるので、受験する場合は忘れずに申し込みましょう(5月試験なら4月初旬~中旬に申込み)。
合格発表は、試験日の1か月後くらいです。
受験資格
3級は受験資格がなく、誰でも受験できます。
1級と2級を受験するには、実務経験や学歴要件が必要になりますが、3級に合格すれば2級、2級に合格すれば1級の受験資格が得られます。
3級から順番に受ければ大丈夫かな。
試験の内容
試験内容は学科と実技に分かれています。
いずれもHTMLとCSSの知識を問う問題がほとんどで、70%以上正解すれば合格となります。
なお、学科、実技のそれぞれで点数が判定されるので、「学科のみ合格」ということもありえます。合格した科目は、次回の受験の際は免除されます。
学科
学科はマークシート形式の4択問題です。
試験日の午前中に実施されます。
実技
実技試験は、「こういうwebページを作って」という問題が出されるので、実際にPCに触ってHTMLやCSSのコードを入力します。
問題が複数あるので、自分が解けそうな問題を選択して回答します。
学科試験のあと、お昼ごろから実施されます。
試験時間
- 1級・・・学科90分、実技180分
- 2級・・・学科60分、実技120分
- 3級・・・学科45分、実技60分
受験料
- 1級・・・学科8,000円、実技25,000円
- 2級・・・学科7,000円、実技16,000円
- 3級・・・学科6,000円、実技8,000円
試験の難易度は?
3級はHTMLとCSSの基本的な知識があれば、少し試験対策するだけで突破できるとおもいます。
逆に、HTMLやCSSの知識がまったく無く、プログラミングにもほとんど触れたことがないという方は、最初はちょっと苦戦するかもしれません。
あれっ?2級と1級の難易度は?
ボクは3級しか持ってないし、2級以上は受けたこともないから知らない。
無責任なことは言えないが、1級はかなり難しいらしいぞ。
・・・。
この資格って役に立つ?
履歴書に書ける?
2級以上を持っているのであれば、履歴書に書いてもいいでしょう。
この資格に限った話ではありませんが、「3級合格」を履歴書に書くかどうかは意見の分かれるところです(「書かないよりは書いた方がいい」「3級なら書かないほうがマシ」など)。
人事の採用担当経験のある人がいたら、どっちがいいか教えて~。
就職のときに評価される?
正直に言って、この資格に限らず、WEBやIT系の業種では資格を持っているか否かはあまり重視されません。
資格を持っていることよりも実力があることの方が大事です。
試験勉強を通して、HTMLやCSSのスキルを高めることができたら、仮に不合格になったとしても、そのスキルは今後も役に立つものになるでしょう。
逆に、「一夜漬けで試験対策だけをして合格したけど、なんにも覚えてないぜ~😙」という人はあまり意味がないかもしれません。
独立できる?
この資格の勉強を通して獲得したHTMLやCSSのスキルを活かして独立、というのはあるかもしれません。
しかし、上にも書いたように、仮に1級を持っていたとしても、実力が伴わなければ独立は難しいでしょう。
試験対策
勉強方法
どうやって勉強すればいいんでしょう?
上にも書いたように、試験に合格することよりも、HTMLとCSSのスキルを身に着けることが大事だと思います。
「試験に合格するための勉強をする」というよりも、「HTMLやCSSの勉強をしていたら、結果的に試験に合格できるだけの実力がついていた」というのが理想です。
そんなに理想通りに行くかは分かんないけどね~。
初心者の方
まずは市販本やネットの記事を読んで、HTMLやCSSに触れてみましょう。
試しに適当なwebページを作成してみるといいと思います。
ブログのCSSなどをいじってみるのも面白いと思います。
何からやったらいいか分からない人は、Progateなどの無料講座を受けてみるのがおススメです。
ある程度知識のある人
まずは公式サイトに掲載されている過去問をチェックしてみよう。
まずは過去問を解いてみて、自分に合格できそうな実力があるか確認してみましょう。
足りないと思った部分を追加で勉強して補うようにしましょう。
過去問について
過去問は公式サイトに掲載されていますし、ネットの記事で試験対策用の問題を出してくれている人もいるので参考にしましょう。
参考書などは?
残念ながら、ウェブデザイン技能検定は、試験対策の参考書などがあまり充実していません。
しかし、試験内容は一般的なHTMLやCSSの知識を問うものなので、ネットの無料記事などを参考にすれば十分勉強になります。不安な方はHTMLやCSSの解説が書いてある市販初心者向けの本を購入してもいいでしょう。
「過去問を解く⇒分からないところがあったら自分で調べる」
と繰り返すとよいでしょう。
実技試験の対策は?
実技試験の勉強も、基本的には学科試験と同じで大丈夫です。
しかし、試験の傾向をつかんでおくと、本番で有利なことは間違いありません。
公式の過去問集には、実技の問題も掲載されているので、活用するのもありだと思います。
学科のことだけを考えると過去問集はわざわざ買わなくてもいいと思うけど、
実技が不安な人は買ったほうがいいと思う。本番の雰囲気がつかめるよ。
まとめ
なるほどな~。
自分の思った通りのHPがデザインできると、ちょっと楽しいし、
ブログを書くうえでも活用できるね。
受験しないにしても、ちょっと勉強してみるのもいいかもね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました😊
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