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【8日目:②フォロ・ロマーノ編】ロイヤルカリビアンの豪華客船で行く!地中海クルーズ12日間の旅!【ふすまぱん】

はじめに

 この記事は、私たち夫婦が2023年10月に行った、ロイヤルカリビアンの豪華客船での旅について書いた旅行記です。
 楽しかった旅行の思い出をブログとして残すことで、少しでもみなさまが旅行される際の参考になれば、という思いで書いております。

 最後まで読んでいただけると嬉しいです😊

それでは、よろしくお願いします。

今回は旅行8日目の第二弾。
前回はイタリアのチビタベッキアからローマまで移動しました。

 

前回の記事はコチラ
 ⇩

sasakumax.hatenablog.com

sasakumax.hatenablog.com

目次

 

フォロ・ロマーノ

★10:00ごろ 徒歩で「フォロ・ロマーノ」へ

 「Colosseo駅」から、徒歩で「フォロ・ロマーノ」へ行きます。

 観光ツアーの団体など、とにかく人がたくさんいます。スリなどにも注意しながら進みましょう。

  駅の目の前にある「コロッセオ」がとても気になりますが、こちらは午後に行く予定。

 今は気持ちを落ち着けて、駅から出たらまずは右手に進みます。

フォロ・ロマーノとは?◆

 フォロ・ロマーノ古代ローマ時代の遺跡です。かつて古代ローマの中心地があった場所で、様々な政治的・経済的建造物の遺跡を見ることができます。
 注意点として、行く前に必ず予習をしておくのが大事です。事前知識がない状態で行くと、ただの朽ちた柱や建物の残骸を見て、何がスゴイのか意味が分からないまま見終えることになると思います。
 また、「フォロ・ロマーノ」はとても広いうえに、日影がほとんどないので、強い日差しの中を長時間歩く可能性があります。事前に予習をして、見たい場所を絞っておいた方が良いです。 水分補給のための飲み水の確保、日焼け対策も忘れずに!

 下の写真の正面奥あたりが入り口です。

フォロ・ロマーノの入り口◆

 我々が行った2023年10月現在、「フォロ・ロマーノ」には北東側の入り口からしか入れないようになっていました
 「フォロ・ロマーノ」にはもともと出入口がたくさんあり、古いネット記事を見ると、他の入り口からも入れるようなことが書いてありますが、おそらく、行く時期によって入場口が変わっている可能性があります
 「フォロ・ロマーノ」はとても広いので、万が一、間違った出入口に行って、「入れない」となった場合、そこから観光客の群れをかき分けながら、グルっと回って別の出入口に行くことになると、とても大変で時間が掛かります。
 行く前に必ずチェックしておきましょう。

 

★10:15ごろ フォロ・ロマーノに入場

 こちらが入場口です。チケットを見せて入りましょう。

フォロ・ロマーノの入場券◆

 「フォロ・ロマーノ」の入場券は「コロッセオ」入場券とセットで購入でき、どちらも事前にネット予約が可能です。「コロッセオ」のチケットは非常に人気が高く、シーズンによっては入手困難となります。
 行きたい場合は必ずネット予約しましょう。当日券もありますが、購入待ちは長蛇の列となります。クルーズ旅行は観光時間が限られているので、当日券の列に並ぶくらいなら、あきらめたほうが良いと思います。
 我々は公式サイトに張り付いて、なんとか運よく予約できました。

 「コロッセオ」は入場時間まで指定されていますが、「フォロ・ロマーノ」は24時間以内なら好きな時間に入場できます。

 チケットを見せたらスムーズに入場できました。

 コロッセオフォロ・ロマーノの共通入場券:
  38€(約6,015円 1人分19€×2 予約時のレート:1€=158.29円)

 

 「フォロ・ロマーノ」はじっくり観ると半日くらい掛かると思います。少しもったいないですが、我々はこの後の予定もあるので駆け足で見ていきます。
 もし行く場合、漫然と観光しても面白くないと思うので、他サイトなども参考にして、必ず予習してから行くことをおススメします!

自分は世界史大好き😆
さらにはジョジョとFGOも好きなので、ローマは見どころがいっぱい。

 

1.ローマ市庁舎

 正面奥に見えている建物が、現役の「ローマ市庁舎」です。

 なんと、古代の遺跡の上に建てられています😶
 貴重な古代遺跡の上に市庁舎を建てるなんて、日本人にはない発想で驚きですね。
 厳密に言うと市庁舎は「フォロ・ロマーノ」内の建造物ではありませんが、他の遺跡と一緒に見ることができます。
 市庁舎内は一部見学できるようですが、今回の我々は行きませんでした。

 

2.元老院

 かつての元老院の議事堂です。
 一度消失しているため、現在あるものは復元です。

 

3.セウェルス帝の凱旋門

 パルティア(現在でいうとイラン)に勝利したときに建てられた凱旋門です。

 

4.ローマのへそ

 このレンガで積まれた遺跡が「ローマのへそ」。

 ここが、様々な街道などの基準点とされたらしいです。
 「ローマまであと5km」と言ったら、ここからの距離のことを表すということでしょう。日本で言うと「日本橋」みたいな場所ですかね。

 

5.サトゥルヌスの神殿

 左に見えているのが「サトゥルヌスの神殿」。柱部分しか残っていません。

 「サトゥルヌス」というのは、ローマ神話に登場する農耕の神。
 かつては毎年12月にサトゥルヌスを祀るお祭りを行っており、その祭りがキリスト教が広まった際に「クリスマス」の原型になった、という説があります。
 「我が子を食らうサトゥルヌス」という怖い絵で有名ですね。

 写真右側に写っているのは、先ほどご紹介した「ローマ市庁舎」です。

 

6.ユリウスのバジリカ(バシリカ・ユリア)

 目の前に広がっているのが「ユリウスのバジリカ」。

 有名な「ユリウス=カエサル(ジュリアス=シーザー)」が建設した公会堂が「ユリウスのバジリカ」です。
 かつてはここが行政施設兼裁判所として使われていたようですが、現在は建物は残っておらず、「バジリカの跡地」という感じですね。

 また、いま歩いているバジリカの前の道路は「聖なる道」というローマのメインストリート。石畳で舗装されています。

 

7.カエサル神殿(ティヴォ・ジューリオ神殿)

 ここは人気なので人が集まっています。

 中を見ると、ここがカエサルの火葬場らしいです。

 今も花が手向けられていますね。
 ここは人気スポットですが、小さくて見逃しやすいので要注意ですね。

 

8.カストルポルックスの神殿&9.ウェスタの神殿

 右が「カストルポルックスの神殿」、左が「ウェスタの神殿」です。

 右、「カストルポルックス」はゼウスの双子の子どものことで、2人合わせて「ディオスクロイ」とも呼ばれます。ふたご座のモデルにもなっています。

 左、「ウェスタ」というのは火の神様。この神殿内では絶えず火が焚かれていて、処女巫女がそれを管理していたとされます。

 どちらの神殿も、柱部分しか残っていませんね。

 

10.アントニヌス=ピウスとファウンティーナの神殿

 五賢帝の4人目「アントニヌス=ピウス」が妻の「ファウンテイーナ」に捧げるため、1世紀に建てられた神殿です。
 こちらの神殿、もともとの神殿として残っているのは手前の柱部分だけで、奥にある建物は11世紀になってから建てられた聖堂です。
 いやいや、なんでそこに聖堂を建てようと思ったんだよ・・・これも日本人にはない発想な気がします😓
 11世紀の聖堂も歴史が古いですが、1世紀の神殿に比べるとかなり新しく感じてしまいますね。

 

11.ロムルスの神殿

 こちらは、マクセンティウス帝が息子の「ロムルス」のために建設した神殿です。「ロムルス」というと、ローマ建国神話を思い浮かべてしまいますが、4世紀に建てられたもので、建国神話は関係ありません。
 タイミングによっては内部が公開されているときもあるようです。残念ながら、我々が行ったときは閉まっていて入れませんでした。

12.マクセンティウスのバジリカ

 ロムルスの神殿を建てたのと同じ「マクセンティウス」が建てたバジリカです。
 会議場などとして利用されていたようです。

 右側に見えているのが、残っているバジリカの壁です。⇩

 この写真を撮影している位置を中心として、左側にも右と同じ壁が線対象にあったらしいです。そして、上にはアーチ状の天井があり、全体でひとつの建物でした。

 

 ちょっと説明が分かりにくいですかね?😓
 つまり、当時としてはとても大きい建物だったということです。

 イメージ図を作ってみました。
  ⇩

13.ティトゥス凱旋門

 1世紀に、エルサレムでの戦いで、ユダヤ人に勝利したときに建てられた凱旋門です。

 

 「Y」のようなマークを担いでいますね。このマークが「ユダヤ」を表しているので、ここからもユダヤ人に勝利した証だということが分かります。

 

ラティーノの丘

★10:50ごろ パラティーノの丘へ

 かなり駆け足でしたが、「フォロ・ロマーノ」もだいたい見たので、今度は「ラティーノの丘」へ行きます。

◆パラティーノの丘とは?◆

 「パラティーノの丘」ローマ神話で、始祖ロムルスが最初にローマを建国して人を住まわせたとされている丘のことです。
 初代皇帝アウグストゥスなど、歴代皇帝もこの丘に宮殿を建てるなど、古代ローマではこの丘が重要な地とされていたようです。

 「フォロ・ロマーノ」と同じ敷地内にあり、「フォロ・ロマーノ」の入場券を持っていれば、「パラティーノの丘」も合わせて観光することができます。

 右奥の丘の上にたくさん人がいるのが分かりますか?
 あそこの展望台まで登って行きます。

 古代ラテン文字の看板。

 アルファベットと同じなので「PALATINO(パラティーノ」と読めますね!
 なんかすごく感激してしまいました🤣

 「フォロ・ロマーノ」は岩やレンガばかりでしたが、「パラティーノの丘」に入っていくと、緑が増えてきます。

 ゆるやかな坂と階段を上り、丘の上の展望台を目指します。

★11:00ごろ 丘の上の展望台

 展望台に着きました!

 先ほどまでいた「フォロ・ロマーノ」が見渡せます😯

 ここもたぶん写真では伝わらない。眼下に広がる古代遺跡を見渡すのは、何とも言えない感動があります🤣

これはすごい景色だ。来てよかった😆

 正面の奥の方にはコロッセオも見えますね。

 

★11:10ごろ その他のスポットを見学

 景色を堪能し、少し時間が余ったので「パラティーノの丘」を引き続き見学します。

 こんな場所もあるけど、あそこへはどうやって行くんだろう??

 「SUPER」という特別なチケットを持っていないと入れないスポットもあります。
 こちらはその一つの「パラティーノ博物館」。

 博物館の他にも、アウグストゥスの家などは「SUPER」がないと入れません。
 我々は通常のチケットしか持っていないため、入れませんでした。

 ただし、博物館は、チケットがなくてもトイレだけは無料で利用できます。「フォロ・ロマーノ」、「パラティーノの丘」内には、他にも何ヶ所か無料トイレがあります。

 「パラティーノの丘」は、「フォロ・ロマーノ」以上に広いです。適当にうろついていたら、途中でちょっと道に迷ってしまいました😓
 やはり予習は大事です。

たくさん歩いてちょっと疲れたね。
日差しも強いし、水分補給は大事。

 

★11:45ごろ 「フォロ・ロマーノ」から出る

 「フォロ・ロマーノ」、「パラティーノの丘」の観光を終え、入場した時と同じ出入口から退場します。

 滞在時間は90分くらいでした。もっとゆっくり観たら、軽く2時間以上は掛かると思います。

 

今回のルート

 今回の記事でご紹介した観光ルートです。

 

観光の所要時間

 「Colosseo駅」から「フォロ・ロマーノ」の入り口までは、徒歩10分くらいかかります。とても混雑しているので、歩くのに時間が掛かります。

 また、「フォロ・ロマーノ&パラティーノの丘」の観光の所要時間は、このルートで90分くらいかかりました。所要時間は見るペースによって前後すると思いますが、行かれる際はぜひ所要時間の参考にしてください😆

 フォロ・ロマーノ」は事前の下調べが大事です!
 見る場所を絞って訪れましょう!

 

古代の空気を感じながら・・・つづく!

 

次回はコロッセオを観光します。

 

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