はじめに
この記事は、私たち夫婦が2024年1月にMSCベリッシマで行った「台湾・沖縄クルーズ」について書いた旅行記です。
楽しかった旅行の思い出をブログとして残すことで、少しでもみなさまが旅行される際の参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただけると嬉しいです😊
それではよろしくお願いします。
今回は旅行5日目の第二弾。
前回は、基隆で朝食を食べました。次は台北へ移動します。
前回の記事はコチラ
⇩
台北へバスで移動
基隆から台北へ
クルーズで基隆に来た場合、台北へ移動して観光するというパターンが多いと思います。今回の記事では、半日かけて台北を回ります。だいたいの所要時間も書いておきますので、観光のモデルルートとしても参考にしていただけたらと思います。
7:50 バス停「義二路口」
というわけで、台湾の首都「台北」へ行ってみようと思います。
台北までは高速バスで移動します。「葱油餅」のお店から徒歩5分圏内にある、「義二路口」というバス停へ。ここから「2088」という路線のバスに乗ります。
バス代は、1人44TWD(約205円)。高速バスなのに200円くらいで乗れるなんて、台湾はバス代が安いです😶
バス代は、昨日購入しておいた「悠遊カード」というICカードで支払います。
バス代:88TWD(44TWD×2人分 約411円 当時のレート:1TWD=4.67円)
私は「カワイイちゃんカード」と名付けました😁
台北観光
8:40 バス停「聯合報」に到着
高速バスなので、途中の停留所は3つしかありませんでした。乗車時間30分くらいで台北にある「聯合報」というバス停に着きました。
こちらが到着してすぐの景色 ⇩
さすが、台北は高層ビルがたくさん建っていて、基隆よりもかなり都会です😯
8:45 松山文創園区
バス停から徒歩5分。台北最初の観光地の「松山文創園区」に着きました。
こちらは入園料無料で入れます。
園の東側は、草木の緑と池が広がって公園のようになっています。池には景色がきれいに映っていますね。
鳥の看板、かわいい😊
鳥の案内看板に従って進んでいくと・・・。
煙突みたいなところに、なんか刺さってる?!😮
なんで~!!😵
園の西側には、建物が建っています。
これらの建物、昔はタバコ工場の倉庫として利用されていました。外観は趣があってレトロな風景が広がっています。
外観はレトロですが、「建物内がリノベされていて、中にはオシャレなショップがたくさんある」、というのがここの魅力なのですが・・・。
「松山文創園区」は朝8時から開いているのですが、中のショップは11時開店でした。ですから、我々の行った朝9時ごろは、まだお店が開いていませんでした🥺
さすがに11時まで待つには時間が余り過ぎたので、残念ながら今回は外観を見るだけとなりました。
ガーン! また行きたかったところが開いてない😵
これはちょっとリサーチ不足だったかも。
所要時間
ここでの所要時間は外観を見ただけなので30分も掛かりませんでした。お店を見たり、カフェでゆっくりするならもっと時間がかかると思います。
9:30 国立国父記念館
つづいて、次の観光地「国立国父記念館」に来ました。「松山文創園区」から、徒歩で5~10分で行けます。
サイズ感が伝わりにくいですが、かなり大きな建物です😶
「国立国父記念館」は、「孫文」を称えるために建てられた記念館です。
元々、中国民主化のための革命活動をしていた孫文は、清王朝最後の皇帝・溥儀が退位に追い込まれると、共和制国家「中華民国」の臨時大総統に就任しました。
中華民国は「中国国民党」が政府の中心となっていましたが、中国国民党と共産党の間で内戦が勃発。その結果、中国本土では毛沢東が「中華人民共和国」の建国を宣言することになり、中華民国政府は台湾への遷都を余儀なくされました。
お庭にある座像はもちろん孫文。そして、後ろにある立像も孫文です。
記念館前の大きな池から靄が出ています。バックには台北101も見えますね。
記念館の中にも無料で入れます。
中に入ると、巨大な孫文の座像が🙄
⇧ 座像の左右に衛兵が立っていますが、この衛兵さん、マジでピクリとも動きません。
そして、1時間に1回、衛兵の交代式があります。
毎時55分ごろに交代の衛兵さんが入場してきます。
そして、毎時ちょうど00分くらいに、衛兵さんが孫文像の正面に着きます。着いたところで交代式が始まります。
軍靴をリズミカルに鳴らしながら、銃剣をクルクルと回したり、ちょっとダンスみたいですね。
交代式は、交代要員の入場から退場まで、全部で10分くらいです。
そして、一連の儀式が終わると、また退場していきます。交代で来た衛兵さんはここから1時間、次の交代式までピクリとも動かず立ちっぱなしというわけです。地味だけどけっこう大変な仕事だな😖
記念館の中は博物館になっており、こちらも無料で見学できます。
孫文の生涯や、台湾の歴史について学べます。そこまで興味があるわけではないので、サラッと見学しました。
所要時間
記念館の外の庭、中の博物館、衛兵交代式を見て、滞在時間は40分くらいでした。
10:10 行天宮に行こうとしたが・・・
「国立国父記念館」を観光した後、「行天宮」という寺院に行こうと、国父記念館の目の前にあるバス停で待ちましたが、バスが全然来ませんでした😵
Googlemapで時刻表を調べていたのですが、全然その通りにバスが来ませんでした。以前の記事にも書きましたが、Googlemapは台湾のバス路線があまり得意ではないようです。
同じ目的地に行くために、複数のバス路線がある場合、なるべくバスの本数が多い路線を選んだほうがいいかもしれません。本数の多い路線であれば数分おきにバスが来るので、多少の遅れが出て時刻表からズレていてもどうにかなると思います。
⇩ こちらのサイトなども参考にしてください。
◆参考サイト様
20分くらい待ったのですが、結局バスは来ず・・・。仕方なく、近場の別の観光地に行ってみることにしました。
今回、リサーチが甘くて、あんまり思い通りに行かない🥺
計画通りに行かないこともあるさ。
10:35 台北の街を歩く
バスが来ないので、街並みを見ながら少し歩くことにします。
こちらは台北の市庁舎。
表通りは高層ビルや近代的な建物が並びます。
しかし、一本入ると、昔ながらのアジア感あふれる街並みが広がっています。
途中にあった「光復市場」を見てみる。
台湾ローカルの地元の空気を感じられる市場ですが、観光客向けではない雰囲気でした。
古い建物と高層ビルのギャップを感じる場所もありますね。
10:55 四四南村
「国立国父記念館」から徒歩20分くらいで、「四四南村」というスポットに着きました。
「四四南村」は、かつて旧日本軍が利用していた場所です。「四十四兵工場」で働いていた人たちが住んでいたため、それが「四四南村」という名前の由来になりました。
現在も、レトロな建物が残っていますが、ドアだけをカラフルに塗っているのが「映える」と話題になり、人気の撮影スポットになっています。建物の内装はリノベーションされていて、オシャレなお店やカフェが入っています。
「村」とついていますが、実際は「広場」とか「公園」という雰囲気で、10~15分もあれば見れる広さです。
このような、レトロな建物とカラフルなドアがオシャレですね。
⇧ この建物の中は「台北眷村文物館」。昔の家具などが並べてあって、当時の雰囲気を感じられます。
こちらの「好,丘」というカフェに入ってみることにしました。
「好」は「ハオ」って読むんだぜ。
マジか。じゃあ「ハオオカ」に入ろう。
(「丘」は「チュウ」と読むので、本当は「ハオチュウ」と読むらしいです😓)
おー! 中はリノベされててオシャレです😲 手前は雑貨屋さん。
奥がカフェになっています。
このお店の名物の「ベーグル」とドリンクを注文しました。窓際の席でイートインします。
窓から景色を見ながら休憩。
飲み物は、左が「紅玉鮮奶茶」という台湾茶のミルクティー。(160TWD)
右は「黒豆黒米茶」です。(150TWD)
このお店、お茶に特別力を入れているというわけでもないと思うのですが、どちらのお茶もとても美味しかったです😋
台湾の人が、日ごろからお茶を飲む文化を大事にしているのが、こういうところに表れているのかもしれません😊
ベーグルは「キンモクセイ&紫芋」というフレーバーにしてみました。(60TWD)
割ると、紫芋が入っていますね。「キンモクセイ」の香りがして、ちょっと変わっていますが、アリだと思います。
合計:370TWD(約1,728円 旅行時のレート:1TWD=4.67円)
所要時間
「四四南村」はあまり広くないので、軽く見るだけなら15分もあれば十分だと思います。我々は、カフェでゆっくりして、雑貨屋でおみやげを見たので、全部で45分くらい滞在しました。
11:50 台北101
名前の通り101階まであって、高さは509.2mととても高い。「四四南村」の奥にも、建っているのが見えますね。
「四四南村」から「台北101」まで、徒歩5~10分くらいで行けます。
近くまで行くと、カメラに入りきらないくらい高いです🙄
中は普通にショッピングモールですね。日本でもよく見るようなブランド系のショップがたくさん並んでいます。
タワー89階は展望台になっていますが、大人1名600TWD(約2,802円)の入場料が掛かります。今回の我々は行きませんでした。
また機会があれば昇ってみたいかも。
地下1階にはフードコートがあります。ここで手軽にランチするのもいいかもしれませんね。
小籠包で有名な「鼎泰豐」の店舗もありますが、かなり待ち人数が多いようですね。
地下にはスーパーマーケットやおみやげ屋さんがあります。バラマキ用のおみやげなどは、ここで買うのもいいかもしれません。
お客さん、日本人?
そのお茶よくない。私のところで買った方がいいよ。
スーパーの隣にお茶屋さんがあり、そこの店員のおばさまは日本語ペラペラ。自分のところのお茶をメチャ勧めてきます😶
モノは良さそうでしたが、お茶はもう九份で買っていたのでやめておきました😓
所要時間
今回の我々は、軽くお店を見ておみやげを買っただけなので、滞在時間は40分くらいでした。
台北101には他にも見どころがあるので、ご飯を食べたり、展望台に昇ったりしたら、もっと時間がかかると思います。
基隆へ帰る
12:35 もう基隆に帰るの??
現在の時間は12:35。このあたりで、そろそろ基隆に帰ることにしました。
台北は台湾の中心地なので、まだまだ見どころはたくさんあります。全然見切れていないのに、「もう帰っちゃうの?」と感じるかもしれません。
早めに帰ることに決めた理由を一応書いておきます。
1.乗船時間に遅れないため
何度も書いていますが、乗船時間には絶対に遅れないようにしなければなりません。少し早めに帰るくらいでちょうど良いです。
ちなみに、本日の「All Aboard(乗船時間)」は17:30なので、この1時間前には船に戻りたいところです。基隆までバスで移動して乗船するまでに1時間は見た方がいいでしょう。そう考えると、今回のケースでは、遅くとも15:30には台北を出たほうがいいと思います。
2.基隆廟口夜市にまだ行きたいお店がある
上記1の理由があったとしても、「15:30に帰ればいいんでしょ? まだ12:35だから、帰るの早すぎでは?」と思うかもしれません。
ですが、昨夜行った「基隆廟口夜市」がけっこう気に入ったので、まだまだ行きたいお店があったのです。ですから、早めに基隆に帰り、このあとは再び「基隆廟口夜市」で食べ歩きしようと思いました。
3.台北はまた来るかもしれない
一般的に「台湾旅行といえば台北」で、基隆に来るのはクルーズ旅行の時くらいだと思います。台北は、また別の機会で台湾に来たときに観る可能性が高いですが、基隆には二度と来ないかもしれないので、今回は基隆観光を優先しました。
とか言って、またクルーズ船に乗って基隆に来たりして😓
12:35 バス停「市府転運站」へ
というわけで、「市府転運站」というバス停へ行きます。台北101からは、徒歩で10~15分くらいで行けます。
「市府転運站」はバス停というより、大きなバスターミナルでした。建物が大きくて入り口が分かりにくかったです。少し迷いかけましたが、敷地の北側の入り口から入れました。
とても大きなバスターミナルなので、いろいろなバスが来ています。台北に来る時に乗った「2088」という路線のバスでも大丈夫ですが、他にも基隆へ行けるバスは何種類もありました。むしろ、選択肢があり過ぎて逆に分かりにくかったです。
「Googlemapの時刻表」と「現地の時刻表」が合っていないように感じました。前にも書きましたが、Googlemapの台湾バス情報はあまり正確ではないので、必ず現地の時刻表を確認しましょう。我々も現地の時刻表を見て、一番早く乗れそうなバスを探しました。
よく分かんない!😵
たぶんコレだ! 急いで乗ろう!
13:20 基隆へ到着
30分ほどバスに乗り、基隆のバス停「基隆火車站」に戻ってきました。
目の前は、すっかり見慣れた「海洋廣場」。
バス代:88TWD(44TWD×2人分 約411円 当時のレート:1TWD=4.67円)
バス代の支払いは、もちろん「悠遊カード」で。
カワイイちゃんカードね。
台湾観光のルート
台北、また来たいぜ・・・つづく!
次回は再び基隆夜市で食べ歩きします。
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