はじめに
この記事は、私たち夫婦が2024年1月にMSCベリッシマで行った「台湾・沖縄クルーズ」について書いた旅行記です。
楽しかった旅行の思い出をブログとして残すことで、少しでもみなさまが旅行される際の参考になれば、と思います。
最後まで読んでいただけると嬉しいです😊
それではよろしくお願いします。
今回は旅行4日目の第四弾。
前回は、船内のゲストサービスでいろいろ聞いてみました。
前回の記事はコチラ
⇩
再び基隆の街へ
16:00 船を降りる
今夜、船は基隆港に停泊したままで出航しません。台湾といえば「夜市めぐり」するのが名物ですから、一晩停泊してくれるのはありがたい配慮です😊
今日は、基隆の街を観光しつつ、夜市の屋台で食べ歩きします。
今日は昼も夜も食べ歩きだぜ!
基隆廟口夜市
基隆廟口夜市について
基隆の夜市は「基隆廟口夜市」というのが正式名称です。
「基隆廟口夜市」には、「海洋廣場」から普通に歩いたら徒歩5分くらいで行けます。ただし、夜は混雑してくるので、もう少し時間がかかるかもしれません。
⇩ 「海洋廣場」。ここから歩いて5分くらいで行けます。
コチラは夜市の入り口。黄色い提灯がたくさんあるので近くまで行けばすぐに分かります。
「夜市」と言っていますが、基隆の夜市は昼間から開いているので、昼から食べ歩きすることもできます。夜になると屋台の数が増え、本格的に夜市という雰囲気に。それに伴って利用客の数も大幅に増え、かなり賑わってきます。
⇩ 昼間はこのくらいですが・・・、
⇩ 夜はかなり混雑してきます。
「基隆廟口夜市」は「仁三路」という通りと、「愛四路」という通りがL字型に交わってできています。
上の写真は「仁三路」で、こちらは昼間から空いている飲食店が多いです。
「愛四路」の方は、昼間はお店は少ないですが、夜になると屋台がたくさん増えます。飲食店以外にも雑貨を扱う屋台も出たりします。
「基隆廟口夜市」は、一部のお店に番号が振ってあります。店名を書いても分かりにくいので、番号がある店には極力番号を記載しておきます。
夜市での支払い方法
基隆の夜市は、現金決済のみのお店がほとんどです。現金を多めに用意しておきましょう。
トイレはある?
夜市の中にある「基隆奠済宮」という廟の中に無料のトイレがあります。
日没後は、夜市全体が混雑するので、トイレを探すのも苦労します。クルーズ旅行の場合は、基隆港などで済ませておいた方が無難かもしれません。
基隆観光
というわけで、基隆の街に繰り出した我々、早速観光していきます。
なお、これ以降の記事の為替レートについては、すべて我々が旅行した当時の「1TWD=4.67円」で計算しています。
基隆奠済宮
基隆の街には「廟」がいくつかありますが、こちらは「基隆廟口夜市」の中にあります。
観光のはじめに、まずはお参りをしていくぜ。
この像が誰かはよく分かりませんが、中華らしい派手な装飾が目を引きますね。
建物の左奥の方に無料のトイレがあるので寄っておきます。
昼間は空いていますが、暗くなると廟の両側にも屋台が出て、人がいっぱいに!
李鵠餅店
つづいて、ピンクの看板が目立つコチラのお店。
場所は「仁三路」。「基隆廟口夜市」から少し西に行ったところにあります。
こちらはけっこう有名なお店で、名物は「パイナップルケーキ(鳳梨酥)」。ここのパイナップルケーキは、基隆を代表するおみやげだと思います。
個包装されていて、1個25TWD(約117円)で1個から買えます。賞味期限も1ヶ月もつので、バラマキ用のおみやげにも最適です。もちろん、1個だけ買って、その場で食べてもOKです😋
これ美味しい😋
おみやげ用に買ったけど、自分用にもたくさん買えばよかった。
基隆慶安宮
こちらも中華風な装飾が特徴的な廟です。先ほどの「李鵠餅店」から、さらに西に進んだ「忠二路」にあります。
こちらは海を守る神が祀られている「媽祖廟」で、100年以上の歴史があるのだとか。「媽祖廟」といえば、旅行初日に横浜中華街でも行きましたね。
世盛一口吃香腸(店番号43-1)
お参りして、おみやげも買ったので、いよいよ食べ歩きスタート😋
「基隆廟口夜市」へと戻り、まず来たのは、「仁三路」と「愛四路」がちょうど交差するところの角にあるコチラのお店。
こちらでは名物の一口ソーセージがいただけます。
「台湾のソーセージは、なぜか甘く味付けしてあって日本人の舌には合わない」という話があります。このお店は、比較的甘さ控えめのソーセージが食べられると聞いて買ってみたのですが、最初は「甘い!🙄」と驚きました。
注文の時に「ニンニク入れる?」と聞かれるので、ぜひ入れてもらいましょう!
生ニンニクと一緒に食べると、ニンニク特有の辛みとソーセージの甘味が合わさって、クセになる美味しさになります😋
1個8TWD(約37円)で1個から注文できるので、旅行の最後に小銭が余ってしまった場合の消化目的でも利用できます。
一口ソーセージ8個:64TWD(約299円)
これおススメ! もう一回食べたい😋
螃蟹羹‧油飯(店番号:5)
つづいて、カニの看板が印象的なコチラのお店。
場所は「仁三路」。「基隆廟口夜市」の入り口近くにあります。結構人気のようで、並んでいることもありますが、回転も速いです。
こちらの名物は、看板にも書いてある「螃蟹羹」というスープと「油飯」。
- 螃蟹羹(75TWD 約350円)
カニのダシが効いたスープです。魚介の風味と塩味に、タケノコの食感が良いアクセントです。カニの身も少し入っています。台湾料理らしく、パクチーも効いていますね。 - 油飯(35元 約163円)
「チャーハン」と「おこわ」の間のような食べ物です。お米の炊き具合がかなり固めで、味付けも食感もしっかりとしています。私は固めのご飯が好きなので、これは結構気に入りました😋 値段が安いのもいいですね。
お店のおススメは螃蟹羹みたいだけど、
私は油飯の方が好き😋
天一香肉焿順(店番号:31)
つづいて、「肉みぞれスープ大王」という日本語訳が気になるコチラのお店。
場所は「仁三路」の中ほどにあります。
「肉焿(肉みぞれスープ)」と「魯肉飯」を注文しました。
- 肉焿(肉みぞれスープ)(50TWD 約234円)
そんなに塩味が強くなくて優しい味。ふわりとした柔らかい食感のお肉。片栗粉をまぶしているのかな?これもパクチーが効いている。 - 魯肉飯(25TWD 約117円)
肉がトロトロになるまで煮込んでありますが、形が残っている部分もあって、食感の違いが楽しい。味は濃いめですが、甘味と塩味のバランスがよい。ツユダクで白米によく合う味。個人的には、今回の旅行で食べたものの中で、これが最高に美味い😋 しかも、1杯25TWD、ファミレスで普通のライス頼むより安いんじゃないだろうか。
今回の旅で一番美味しかったのはこの魯肉飯!😄
もう一回食べたいな😋
花枝焿·大面炒(店番号:40)
次も、「仁三路」の中ほどにあるこのお店。
このお店のメニューはこの2つだけなのかな?
- 花枝焿(イカスープ 60TWD 約280円)
ゴロゴロとした大きなイカが入っていて、イカ好きにおススメのスープ。基隆の夜市は、台北よりも魚介が豊富らしいので、せっかくなら魚介を食べていきたい。写真で見ると、先ほどから似たようなスープばかりと感じるかもしれませんが、どのスープもみんな味が違って個性的です。コレもパクチーが効いている。 - 大面炒(焼きそば 25TWD 約117円)
見た目はほぼ具のない焼きそば。ニンニクが強めに効いた味の濃いタレがかかっているので、よくからめて食べましょう。シンプルな美味しさです。
基隆三兄弟豆花
こちらは、屋台ではありません。大きな看板が目立ちます。
場所は、「仁三路」から「愛四路」折れてすぐ、右手側です。
店内も結構広いので、夜市の人混みに疲れたときに入るのにちょうど良いです。
こちらは店名の通り「豆花」という台湾スイーツのお店です。「豆花」は台湾名物なので、台湾に来たなら一度は食べておきたいところ。
トッピングの組み合わせがいろいろ選べます。たくさんトッピングすると少し高くなりますが、せっかくなのでおススメの組み合わせを注文してみました。
温度も「温」と「冷」が選べます。寒い日は「温」、暑い日は「冷」と、その日の気温で決めるのが良いと思いますが、個人的なおススメは「温」。「温」の方が香りが強くなって美味しさがアップする気がします。
こちらは「H4」という組み合わせのトッピング。(90元 約420円)
スープがあんこのように黒くて、「ぜんざい」みたいですね。
トッピングは・・・、
- 豆花
豆乳で作った豆腐のようなスイーツです。 - 冰糖蓮子
蓮の実を甘く煮たもの。「蓮の実で作った煮豆」のようなものですかね。小豆の煮豆よりも、粒が大きくて食べ応えがあります。写真の下に写っている「白くて丸いやつ」。 - 紅豆
これは普通の小豆で作った煮豆ですね。日本人にも馴染みがあります。 - 芋圓
これは九份でも食べました。タロイモやサツマイモで作った団子です。白玉のようなモチモチとした食感がして美味しい。
優しい甘味で美味しい😋
私、このトッピング気に入った。
もしまた来たら、同じやつ頼む。
こちらは「H1」という組み合わせ。「本店招牌」と書いてあったので、お店のおススメっぽいです。(90元 約420円)
こちらのトッピングは・・・、
- 豆花
豆乳スイーツ。先ほどと同じです。沈んでいるので写真では見えません。 - 冰糖蓮子
写真右。甘く煮た蓮の実。コレも先ほどと同じ。 - 蜜芋頭
写真真ん中。甘く煮たタロイモです。食べた感じは甘いサツマイモみたいな感じ。 - 粉圓
写真左上。これはタピオカのことです。ムチムチ食感がよいですね。タピオカ好きの人は、台湾では「粉圓=タピオカ」と覚えておくとよいでしょう。
この「H1」を注文する時、店員さんに「ショウガ入れますか?」と聞かれたので「OK」したのですが、予想を遥かに上回る強烈なショウガ味のスープが出てきました😶
味は甘いのですが、ちょっと私にはショウガが強すぎるように感じました。注文する時は気を付けましょう😣
自分は、次回はショウガ抜きにしてもらうぜ。
2人で一つずつ頼んだのですが、予想よりもかなり大ボリュームでした。他にも食べ歩きをするなら、ひとつだけ頼んでシェアした方が良かったかもしれません😓
この「基隆三兄弟豆花」の目の前で、芋を揚げているオジサンの屋台がありました。
「豆花の次はアレ食べよう」と言っていたのですが・・・。
え?! いない!😶
屋台なくなってる!!😨
「豆花」を食べている15分ほどの間に、その屋台は影もカタチもなくなっていました。普通に歩くのにも苦労するような人混みの中、屋台の上にはグツグツ煮えたぎった油があったはずなのですが、この短時間でどこに行ってしまったのでしょう? 不思議です。
揚げた芋・・・また出会えるかな・・・😢
行かなかったお店・天盛舖基隆廟口營養三明治(店番号:58)
こちらのお店は行かなかったのですが、一応ご紹介。
こちらでは、基隆名物の「栄養サンドイッチ」が買えます。
他の記事や動画でもよく紹介されていて見かけることは多いですが・・・「屋台メシで1個60TWDは高い・・・」、「かなり重たいので、コレを食べると他のものが食べられなくなる」などの理由があり、実際に食べている方は少ない印象です。
我々も食べるか迷いましたが・・・、
いや、今日はもう食べられないよ。
というわけで、やめておきました😓
「愛四路」の雑貨屋台
本当はもう少し食べ歩きをしたかったのですが、「豆花」が予想以上の大ボリュームだったので、お腹いっぱいになりました😓
「仁三路」の屋台はほぼ飲食店ですが、「愛四路」は雑貨を扱った屋台も多いので、「愛四路」の方を見てみることにしました。
正直、うさんくさそうな品々も多いですが、ちょっとのぞくだけなら、アジアっぽい雰囲気が味わえてよいと思います。
「愛四路」に限らず、基隆の街にはアチコチにクレーンゲームが置いてあります。
ぬいぐるみも多いですが、洗剤などの日用品も・・・。
「アリエール」はまだいいとして、「ボールド」はきれいに陳列してあります・・・本当に取れるんでしょうか??😓
海洋廣場
夜市を通り抜けて、「海洋廣場」へと戻ってきました。
16時ごろに船を降りて、食べ歩きしながら夜市をめぐり、現在の時刻は19時ちょうど。夜市の食べ歩きに3時間くらいかかった計算です。
「海洋廣場」の文字もライトアップしています。
後ろにちょうど見えるベリッシマと夜景がいいですね😄
私は疲れたから、船に戻ろうかな。
「KEELUNG」ランドマーク
昼間から目立つ「KEELUNG」の巨大文字ですが、夜になるとライトアップします。
ののちゃんが先に帰ってしまったので、あそこまで一人で歩いて行ってみることにしました。
まずは「基隆車站(基隆駅)」へ向かい、そこから細い坂道を上がっていきます。
狭くて細い道なので、夜だとちょっと怖いですね😣 でも親子連れなんかも普通に歩いていました。
基隆の街はバイクがとても多いです。この道はかなりの急坂ですし、道の半分は階段なのにバイクが何台も通っていて驚きました🙄
坂を上がったところにあるのが「太平青鳥書店」というオシャレなブックカフェ。
元々は小学校だったものをリノベしたらしいです。ついでに立ち寄ろうと思っていたのですが、18時閉店ということでもう閉まっていました。残念😣 「KEELUNG」の文字がライトアップしてから行ったら入れないですね。
このお店のところから、さらに右手に進みます。ほぼ一本道です。
着いた! これだ😄
「海洋廣場」から、ここまで徒歩15分くらいです。遠目から見ると、けっこう距離があるように感じますが、意外とすぐに着きます。
間近でカラフルに光るのを見れます。
ここは展望台にもなっているので、基隆の街を一望できます。
暗くなってからの夜景もいいですが、明るい時間に来るのも良さそうですね。
ベリッシマが見えますね😄 やっぱり大きい!
クルダンちゃんも記念撮影。
船に乗船
19:45 基隆港
基隆観光を終え、船に戻ります。
同じ道を通って展望台から降り、基隆港から無事に船に乗船しました。
夜市の人混みで、ちょっと疲れたぜ😓
今回のルート
台湾グルメは美味い・・・つづく!
次回は船内の様子です。
ランキングに参加中です!
クリックお願いします!
⇩⇩⇩